車内プチ援とは、男の車の中でやるものだと思っていたのだが、割り切り掲示板で話を決めたチカさんが待ち合わせの目印として指定してきたのは、コンビニの駐車場に止めてある黒いステーションワゴンだった。その通りに、そのコンビニには目印の車が駐車されていて、車体に凭れながらスマホを見ているチカさんの姿があった。スラリと長身でベリーショートの快活そうな女性だった。「チカさんですか?」と声をかけると、スマホから顔を上げたチカさんは「こんにちわ」と目を細めた。
「うん、私の車ですよ」と、チカさんに促されるまま乗車した僕に返事しながら、彼女はエンジンに火を点れた。タバコや食べ物などの不快な臭いがしない清潔感溢れる車内だった。
チカさんは、このマイカーで時間が空いた時に車内プチ援をしているそうだ。車内って男が車を持ち込むイメージを持っていた、と言うと「そりゃ確かにそうかもしれませんね」とチカさんは笑った。だいたい、マイカーを持っているような女性には援助交際なんて必要ないだろう。金銭的に困っているようには思えない。
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「いえいえ、そんなことないですよ」と、人気のない立体駐車場に入った僕は、さっそくチカさんのサービスを受けた。チカさんは僕が座っている助手席のシートを倒すと、そのまま僕に覆いかぶさってきて熱いキスをしてくれた。「車は私にとって生きるために必要な経費ですから」とチカさんは言った。チカさんはバツイチであり離婚協議の財産分与の時に親権と車だけは勝ち取ったのだそうだ。そんな話をしながら、チカさんが生きるための必要経費の中で、体を密着させた手コキに僕は果てた。
そして、駅の近くまで送ってもらった僕は、このまま別れるのも名残惜しいと思い、お茶でもどう?と誘ってみた。「ありがとう、でもごめんなさい。これから行くところがあって」とやんわりと断られた。どこに行くの?と聞くと「娘を保育園へ迎えに行くんです。来年から小学校だからお金いるんですよね」とチカさんはちょっとはにかみながら答えた。車と娘、どちらもチカさんが生きていくために必要なかけがえのない財産なのだろう。
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